FlexiSpotは非常に重く男性でも一人で動かすのは大変。僕もFlexiSpotを導入したあとは部屋の掃除や模様替えをやりづらくなってしまいました。
FlexiSpotを動かせるようにするにあたり、真っ先に思い浮かぶのはキャスターを取り付けることだと思います。しかしキャスターにはいくつかのデメリットがあり導入を諦めました。
そこで、キャスターの代わりに見つけたのが「カグスベール」という家具の下に敷いて動かしやすくするアイテム。本来は家具の下に敷いて移動を簡単にするためのアイテムですが、FlexiSpotにも使うことができます。
カグスベールをFlexiSpotの脚に敷くだけで簡単に移動ができるようになり、模様替えも簡単にできるようになりました。
個人的にはキャスターよりもカグスベールをおすすめしています。この記事ではその理由について解説してきます。
カグスベールとは
カグスベールは重くて移動が大変な家具の下に敷いて移動させやすくするアイテム。このように薄いパッド状になっていて、FlexiSpotの場合は4本の脚の下に敷いて使います。
敷くタイプと貼るタイプがありますが、貼り跡を残したくなかったため敷くタイプを選びました。
僕が使っているのはこちらの重量用の敷くタイプです。2個の2セット(2×2=4個)を購入しました。
カグスベールの使い方
使い方はとても簡単。FlexiSpotの脚の裏についているパーツを外して、カグスベールを敷くだけ。
これだけで簡単に動かせるようになります。
脚の裏のパーツを外すタイミングですが、FlexiSpotをこれから組み立てるのであれば脚の裏のパーツは取り付けないで大丈夫です。ひっくり返した後にカグスベールを敷いてください。
もしすでにFlexiSpotを使っているのであれば、少し重いですが、片足ずつ持ち上げて外すのがいいと思います。一人暮らしなど、もしも重くて一人で持ち上げられないorひっくり返せない場合はエアージャッキで浮かせる手もあります。余計な出費は発生してしまいますが、一人で持ち上げようとして腰を痛めるくらいなら使うことをおすすめします。
キャスターよりもカグスベールがおすすめな理由
それではここからが本題。キャスターよりもカグスベールがおすすめな理由について解説していきます。
キャスターはフローリングに傷がつく
市販のキャスターの多くはプラスチック製です。そのため床に何も敷かないままコロコロ移動させると傷がついてしまいます。またキャスターは床と接している狭い面積に重さが集中する分、床に重量が伝わりやすく傷や凹みが発生しやすいです。
賃貸だと退去時に費用を請求される可能性もあるため致命的です。対策としてはフロアマットを敷くのが一番確実ですが、別途費用が発生してしまいます。
その点、カグスベールは円形のパッド状になっており重量が分散されやすくなっています。ただ、移動時の傷に関しては全くないわけではありません。床とカグスベールの間に小さなゴミなどが入り込んだままデスクを引きずると傷が入る可能性もあるため注意が必要です。
キャスターはデスクの最低高が高くなってしまう
キャスターを取り付けるとその分の高さがデスクの高さに加わることになります。
例えば下記のFlexiSpot純正キャスターだと約6cm程度は高くなってしまいます。
これはデスクを低めにしたい方にとっては致命的な問題です。モデルにもよりますがFlexiSpotは60〜70cmが最低高です。座位では最低高で使うという方も多いはず。これに+5cmされると体感ではかなり高くなると思います。
デスクが高すぎると作業効率の低下にもなりますし、低めが好みの方にはキャスターはおすすめしません。
キャスターは破損が不安
FlexiSpotを使ったデスクはかなり重くなるため耐荷重の小さいキャスターを使うと破損する可能性があります。
また十分な耐荷重のキャスターでも取り付けが甘いと実際の耐荷重が低下するため取り付けには注意が必要です。
純正品であれば十分な耐荷重で品質管理もしっかりしていると思われますが価格は若干高めです。Amazonなどで購入できる安価なキャスターは耐久性に不安があり、万が一キャスターが破損した際のリスクが大きいため僕は使わないことにしました。
その点、カグスベールはただのパッドなので破損の心配がありません。
まとめ:FlexiSpotの移動を簡単にするにはカグスベールがおすすめ
FlexiSpotの移動を楽にするならキャスターのようなデメリットがないカグスベールがおすすめです。
女性でも1人で移動できるようになります。
4脚分で約1,500円(記事執筆時点)と手頃な価格なのも魅力です。
FlexiSpotの導入を検討している方、重たくて模様替えに困っている方はぜひ使ってみてください。