スマホ用三脚を使っていて地味に面倒なのがホルダーに挟むこと。UlanziのMagSafe対応の三脚セットを使えばその手間が不要になります。
MagSafeのおかげで挟む手間が無く、iPhoneに近づけるだけで一瞬で装着でき、手軽に写真や動画撮影ができます。
この三脚セットを使い始めてから撮影の心理的ハードルが下がり、外出先で動画撮影する機会が増えました。
- MagSafeで一瞬で装着できる
- コンパクトで持ち運びやすい
- 縦横どちらの撮影もできる
- 強力な磁力で落ちる心配が無い
- 可動域に制限がある
- 超広角撮影時に三脚が写り込んでしまう
- 価格は高め
外観
今回紹介する三脚セットはMagSafe対応マウント R101とミニ三脚 MT-08のセット。
セットの方が個別に買うよりも安く手に入りますが、すでに三脚を持っているという方はネジさえ対応していればマウントを付け替えられるため単体で購入してもOKです。
MagSafe対応マウント R101 +ミニ三脚 MT-08セット | MagSafe対応マウント R101 | ミニ三脚 MT-08 |
---|---|---|
4,788円 | 3,280円 | 2,788円 |
Amazon | Amazon | Amazon |
MagSafe対応マウント R101
まずはMagSafe対応マウント R101のやサイズ・重さについて。
サイズ | 縦 61mm×横 61mm×厚さ 9.6mm |
重さ | 64.5g |
素材 | 金属製(iPhoneとの接触面はシリコン製) |
ネジ穴 | 1/4インチ |
iPhoneに装着する面はシリコン製。ケース無しで装着しても傷が付きにくいよう配慮されています。
こちらは裏側。1/4のネジ穴があり三脚や自撮り棒を取り付けます。
できれば型番やメーカーロゴが無いと良かったな。
マウントは64.5gとサイズの割にはズッシリとした重量感があります。小さめの自撮り棒に取り付けると重心が大きく傾くため、やや持ちづらくなります。
マウントは1/4インチのネジ穴。1/4インチのネジの三脚や自撮り棒に付け替え可能です。
ミニ三脚 MT-08
続いてミニ三脚 MT-08です。
手に持つとこんな感じのサイズ感。コンパクトで持ち運びやすいです。
サイズ | 最小15cm~最大27cm(棒が12cm伸びる) |
重さ | 93.0g |
棒は伸縮可能で最大で12cmまで伸びます。脚を開けば三脚として、閉じれば自撮り棒として使えます。
ミニ三脚のほうは93gと、三脚としては軽量な部類だと思います。
脚の裏には滑り止めが付いています。
メリット
MagSafeで一瞬で装着できる
MagSafe対応でiPhone背面に近づけるだけで一瞬で装着できます。従来のホルダーのような物理的に挟む手間が一切かかりません。
以前は挟むタイプのホルダーを使っていましたが、装着に手間取っているうちに撮影シーンを逃しそうになり、結局そのまま手でiPhone持って撮影する、ということが頻発したのでこの手の三脚はあまり使わなくなっていました。
Ulanziの三脚であれば1秒あれば装着可能。外出先で何か撮影したくなったらバッグから取り出してすぐに使えるのが気に入っています。
普段使うものって手間やがかかると段々と使わなくなってしまうので、いかに手軽に使えるかも重要なポイントですね。
コンパクトで持ち運びやすい
マウントを取り付けた状態でも全長16cmほど。とてもコンパクトなので持ち運びやすいです。
使い勝手もですが、持ち運びやすさも個人的にはかなり重視しています。重たくて大きなモノは経験的に絶対に使わなくなります。
僕は愛用しているBellroyのバッグに入れて持ち運んでいます。
縦横どちらの撮影もできる
回転させるだけで縦横どちらも対応。
InstagramのリールやTikTok用の動画は縦で撮影、普通の写真は横で撮影という風に使い分けできます。
強力な磁力で落ちる心配が無い
iPhoneに近づけると吸い込まれるようにバチンっとくっつきます。走りながら撮影しても外れないくらい強力です。Vlog撮影にも問題なく使えます。
ケースは必ずMagSafe対応のものを使うようにしてください。非対応ケースだと磁力が弱まり外れる可能性があります。
ちなみに僕はSwitchEasyのケースを使っています。
デメリット
可動域に制限がある
三脚のネジに対して直角になる構造上、これより上向きにはできません。
そのため三脚状態での星空撮影などには向いていません。もしこれ以上の角度にしたいのであれば、同じくUlanziのスマホホルダーST-28などを使いましょう。
超広角撮影時に三脚が写り込んでしまう
他のスマホでは試せてませんが、僕が使っているiPhone 14 Proだと超広角撮影時(0.5倍)に三脚が写り込んでしまいます。
僕の場合、超広角をあまり使わないので大きなデメリットとは思ってませんが、ダイナミックな風景を撮影したいときにはこの三脚はおすすめできません。
価格は高め
言ってしまえば単なる磁石なのですが3,280円(購入時)と結構高いです。
ホルダー装着の手間が一切無くなることを考えれば、買ってよかったとは思うのですが・・・。
おわりに
三脚や自撮り棒にスマホを装着する手間を完全に無くしてくれるホルダーです。
とてもコンパクトで持ち運びやすく、面倒くさがりな僕でも使い続けられています。
いま使っている三脚や自撮り棒にストレスを感じている方はぜひUlanziのホルダーを試してみてください。