先日、通勤用のバッグとして愛用しているFLOORPACKをXに投稿したところ思いのほか反応を頂いたので記事にしてみました。
プライベートでも仕事でもほぼ毎日使用しているFLOORPACKですが、今回は半年間通勤用のバッグとして使ってみた感想や使い道について紹介していきます。
ちなみに通勤時間は往復3時間。歩き1時間+電車2時間(待ち時間含む)とかなりしんどいです…。以前は往復1時間程度でしたが、同棲を機に引っ越したことでこんなにも通勤時間が伸びてしまいました。
なお、今回紹介するのはFLOORPACKは「ver.2」となります。
2階構造の使い道
FLOORPACKの最大の特徴は2階建て構造になっていて上下の部屋に別々にものを収納できるできること。
まずは2階建て構造をどのように利用しているかご紹介していきます。
2階部分:お弁当と水筒がメイン
2階には毎日持参しているお弁当と水筒を入れています。元々は1階に入れていましたが、今では2階に入れるようになりました。重心を高くして肩に近い位置にすると、バッグの揺れが小さくなり肩が疲れにくくなるからです。
普通のバッグであれば、横にならないようにお弁当を一番下に置くことが多いと思いますが、上部にお弁当を置けるのは2階建て構造ならではのメリットですね。
ちなみに水筒として使っているのはQAHWA(カファ)のコーヒーボトルです。頂き物ですがシンプルで保温・保冷がしっかりしているので愛用しています。
1階部分:傘や上着など
片道で1時間半もあると、自宅を出た時点では曇り空でも、天気が急変し会社に着く前に雨に降られることもしばしば。途中のコンビニで傘を買うのも勿体無いので常に傘を持ち歩くようにしています。
ちなみに使っている傘はWpc.の「UNISEX BACK PROTECT FOLDING Wpc.」。背面だけが少し広めに作られていて、バッグを雨から守ってくれます。広めに作られている部分だけカラーが異なっていておしゃれなのもポイント。
またUNIQLOのポケッタブルパーカーを持ち歩いています。これも雨対策の1つで、今の時期(6月)だと半袖で過ごす日も多くなります。急な雨で体を冷やさないように念のため(冷えてお腹壊しやすいので…)持ち歩いています。会社帰りのカフェで冷房が効きすぎているときにも活躍します。
FLOORPACK Ver.2のレビュー
お弁当を底から引っ張り出さなくてよい
2階構造の使い道と被る部分もありますが、通勤用として使ってみて便利なのがお弁当を取り出しやすいことです。「お昼の時間だ〜」と思ったらすぐにお弁当を取り出せます。
以前使っていたバッグでは、お弁当が倒れないように一番下に入れていました。お弁当だけ取り出したいのにその上にあるものを一度取り出さなければならず地味に手間を感じていました。
翌日リモートワークの時などは社用PCを持ち帰ることもあり、その場合はマウスを2階のメッシュポケットに入れて、お弁当類を1階に入れることもあります。
ポケットの数が多い
ミニマルな外観の割に収納エリアが多いです。
バッグ上部には小物類が入るエリアが設けられています。容量は少なめで、普段はここに財布やお菓子を入れています。(お菓子を持ち歩いているのは帰宅前にお腹が減って外食してしまうのを防ぐため…)
1階部分を開けると裏側には大きめのメッシュポケット。
さらに1階内側の側面には傘を入れられるポケット。上下セパレート状態だと天井(2階の床)に当たってしまうため使ったことはありません。
2階部分を開くと中には小さめのメッシュポケットが2つあります。
そして背面には16インチまでのノートPCが入るポケットと、タブレットが入るポケットがあります。MacBook Airを入れるとこんな感じに。このポケットは上下を区切った状態でも使用可能です。
バッグ外側には傘やペットボトルが入るメッシュ型のポケットがあります。通気性の良いメッシュ状になっているため、使用後の傘で濡れてしまっても乾きやすいです。
背中側の両サイドにはジップ付きの小物入れ。僕は使っていませんが、定期券やスマホを入れることができます。
Dカンにイヤホンを付けられる
カラビナ付きのイヤホンケースなどを付けることができます。通勤時はSpigenのケースを使ってAirPods Proを付けています。他には定期券などを付けるのにも便利です。
止水ジップで急な雨でも少しの間は耐えられる
過度な信頼はできませんが、YKK製の止水ジップにより小雨程度なら多少は耐えられます。電車の時間がヤバい上に急に雨が降ってきたけど、傘を差して走ってたら間に合わない…的な状況で雨の中走り抜けることができます。PCを持ち歩くこともあるしサラリーマンならバッグの耐水性って意外と大切ですよね。
FLOORPACK Ver.2の気になる点
上部にものを入れるとフォルムが崩れやすい
2階構造を活かした使い方をしているが故の悩みなのですが、2階部分が重たくなると1階部分が崩れてしまいます。壁に立てかけても自立しにくく、クシャっと折れてしまいます。
これに関しては僕の使い方による部分もあるため、バッグ自体の問題という訳では無いのかもしれませんが、次回作があるのなら改善を期待したいですね。
1階部分を開けるとものを落としそうになる
FLOOR PACK Ver.2の1階部分は下から上に開きます。
そのため、バッグを片方の肩に掛けたまま1階部分からものを取り出そうとすると、中身を落としそうになることも。側面だけ開ければ済むことなのですが、大きめのものだと取り出しにくいことがあります。
「FLOORPACK Flex」では上から下に開くため、デザインの好み次第ではそちらを検討するのもありかも。
もしも「ver.3」があるのなら上から下に開いてくれると嬉しい。
FLOORPACKと一緒に使うと便利なもの
バッグハンガー クリッパ
これがあると雨の日でもバッグを床置きせずに済みます。
僕はシルバーの艶消しタイプを使っていて、マットな質感がアクセントにもなってくれています。耐荷重が15kgもあり、パソコンやお弁当、水筒など一通りの通勤アイテムを入れても余裕で耐えられます。
チェストストラップ
後付けできるチェストストラップ。FLOORPACKには無いためドケットストアさんで購入しました。珍しいマグネット接続式で片手でも簡単に着脱できます。
重いバッグでも胸部にも負荷が分散され肩が少し楽になります。電車内ではバッグを体の前にして抱えていることが多くチェストストラップの出番は減ってしまいますが、往復で1時間程度は歩くため、肩の負担軽減にかなり貢献してくれています。
また、バッグのズリ落ちを防ぐ効果もあります。朝寝坊して駅まで全力ダッシュするときに活躍中。
おわりに
今回は通勤用としてのFLOORPACKの使い方や感想について紹介しました。
ガジェット好きやカメラを持ち歩く方が多く検討されていると思いますが、シンプルで機能性が高く、意外にも通勤用に使っても便利です。
僕の場合、バッグを買い替える時の条件の一つに「オンオフどちらも使える」ことがありました。FLOORPACKのユニークな2階建て構造は用途によって様々な使い分けが可能で、仕事でもプライベートでも役立つだろうと期待して購入しましたが大正解でした。
オンオフ兼用できるバッグを探している方はぜひ候補の1つとして検討してみてください。