近所の公園に桜を撮りに向かったのですが、カメラを持ち出すほどに気合いではなかったのでiPhoneだけで撮影してきました。最近はミラーレスで撮ることが多かったので久しぶりにiPhoneでたくさん撮りましたね。
iPhoneで撮影していると気になるのはホールド感。片手だとうまくホールドできず長時間撮影はかなり疲れるし、何よりうっかり落として画面を割りそうで怖い・・・。AppleCare+にも入ってないですしね。
デジカメライクにスナップできたらなあと思ってカメラグリップを探しましたが、多くはホルダーでスマホを挟み込む方式。ホルダーを開いて挟む手間が面倒に感じてしまい、購入したいとまで思える製品がありませんでした。
そんなときにAmazonで見つけたのがOlycismのBluetoothカメラグリップ。MagSafeで着脱可能な挟まないカメラグリップで、iPhoneに瞬時に装着できるスグレものです。
Olycism カメラグリップの外観
同梱品
- カメラグリップ本体
- 充電ケーブル(USB Type-A to C)
- 金属リング
- 説明書
本製品はiPhoneに搭載されているMagSafeで装着します。MagSafeのないiPhone(iPhone 11以前)やAndroidスマホでも利用できるよう金属リングが付属。粘着テープでスマホ背面に貼り付けて使用します。
説明書は英語と中国語のみ。
充電端子はType-C。
背面にはMagSafeのマグネット。円形部のみで棒状の部分はありませんでした。
Olycism カメラグリップの操作
Olycism カメラグリップはBluetoothでスマホと接続。接続中は青のLEDランプが点灯します。
接続は電源ボタンを長押しするだけ。数秒でスマホとペアリングされます。接続を解除しカメラグリップの電源を切る際は再度電源ボタンを長押しします。
ボタンについて
電源ボタン:上部の小さなボタン
シャッターボタン:手前についている大きめのボタン
iPhone背面にMagSafeで装着。ホルダーで挟み込むタイプとは異なり位置の固定ができないため、横方向から力を加えると位置がズレることがあります。
とはいっても磁力は結構強力なため手に持っているうちにズレることは無いです。
あとはシャッターボタンを押下すれば写真を撮れます。動画撮影時は撮影開始/終了となります。
電源を入れる以外の準備が不要ですぐに使用できるのがMagSafe対応のカメラグリップの良いところですね。
Olycism カメラグリップのメリット
ホールド感向上
横から見るとこんな感じ。
Olycism カメラグリップを装着すると中指と薬指の引っ掛かりができて安定性がかなり増しました。指に変に力が入ることも無く、自然にホールドができるため長時間の使用でも疲れを感じません。
スマホだけで気軽に写真撮りたいなって時にすごく活躍すると思います。
MagSafeによる着脱が便利
MagSafeで近づけるだけで簡単に装着できます。ホルダータイプだとうまく挟み込めずに手間取ることがありますが、Olycism カメラグリップならストレスフリーです。
また装着するスマホのサイズに制約がなく、MagSafeに対応する限りどんなスマホにも使えます。付属の金属リングを使えばiPhone以外のスマホでも可。
向きを変えれば縦動画の撮影もでき、InstagramやTikTok用の動画撮影にも便利です。
Olycism カメラグリップのデメリット
質感がチープ
一目で分かるほどプラスチック感満載のチープな見た目。
現状MagSafeで装着できるカメラグリップの選択肢が限られているため今回の製品を選びましたが、もう少しお金を出せばマシな見た目になるのなら間違いなくそうします。
外見が気にならず写真撮影さえしっかり出来れば良いという方なら買いでしょう。
位置を固定できない
MagSafe装着用のマグネットは円形部分のみ。他のMagSafe対応アクセサリーだと円形の下に棒状のマグネットが備えられており位置ズレしづらくなっていますが、今回のOlycismカメラグリップにはありません。
とはいえ多少の振動を与えた程度ではズレないため、普通にスナップする分には問題ありません。
MagSafeで装着する仕組み上、着脱が容易になった弊害だと割り切るしかないようです。
おわりに
ホルダータイプの面倒な装着の手間をMagSafeでうまく改善した製品でした。グリップ感が向上してスマホ撮影を楽にしてくれます。
質感のチープさが目立ちますが機能的には問題ありません。見た目にこだわりが無くグリップ感さえ良くなればOKという方にはおすすめです。